うちの子が発達障害と分かり、発達障害の育児の日常を漫画にしてみました。
zリクは発達障害、自閉症ペクトラム障害の高機能自閉症です。なので3歳でも喋ることが全然出来ずに意思の疎通やコミュニケーションが難しく、3歳から入園した保育園でリクは全然友達が出来ませんでした。
そんな、保育園で ずっと友達がいなかったリクにとうとう友達が出来たのです。
ある日 保育園にお迎えに行くと、いつもひとりで寂しそうに遊んでいたリク。けれど、その日は違いました。
そばに同じクラスの女の子が!しかもリクに話掛けてる!!
よく見てみると。
「リクくん、はい。ジャンバー!どうぞ」とジャンバーをリクに着させている。
ジャンバーのジッパーがあげられないリクを見て女の子は。
「ジッパーできないの?ジッパーやってあげる!」と優しく声を掛けてくれて、リクのジャンパーのジッパーを閉めてくれていた。
リクも慣れたように大人しくお世話されている。しかも、さも当然のような表情で。
まるでリク、王様みたい。
でも、今までリクに優しく接してくれる子がいなかったので凄く嬉しかった。リクも嬉しかったようで、その子の前では優しく笑ったりしていた。
それ以降、リクと その女の子はいつも一緒にいるようになった。
一緒に遊んでいるというより、お世話されている。友達と言うより、赤ちゃんや弟のような扱いだったけど。それでも、ずっとひとりぼっちで寂しかったリクにとって、最高な友達だった。
この女の子は、保育園の先生いわく面倒見がよく、お世話するのが好きだったらしい。赤ちゃんや小さい子とか凄く好きだったそうです。
身体も小さく、喋れなかったリクは、あかちゃんみたいとよく可愛がっていてくれたそうだ。
当時 同い年の子供と関わり合いが少なかったリク。保育園に入ってなかなか友達が出来ず、いつもひとりぼっちか先生のそばにいたリクの初めての友達。本当にこの優しい女の子には感謝でいっぱいです。
発達障害で、なかなか友達が出来ない子供は沢山いると思います。ひとりでいいタイプの子もいれば、そうじゃないタイプの子もいます。リクは後者でした。
なかなか友達が出来ない発達障害の子供達、皆にリクのように優しい友達が出来るといいなって思っています。
私の生活に余裕が出来れば発達障害の子供たちに友達が出来る『発達障害の子供たちの遊びサークル』なんか作りたいなって思います。時間も、お金もないんで、まだまだ実現できそうにないですが。いつか、このブログで宣伝出来る日が来ればいいなって思います。
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