うちの子が発達障害と分かり、発達障害の育児の日常を漫画にしてみました。
なんでもワンワンというようになった。
発達障害の高機能自閉症だったリクは言葉の発達が遅く、3歳になっても会話や発語は『アッアー』のみだった。(この話は過去に漫画で描いています)
その時の漫画は「三歳になっても喋れないリク。その姿は・・・」で見れます。
ずっと、『ア』ですべての感情や会話を表現していたリク。それを理解できるのは母親の私とパパだけだった。
そんな『ア』しか喋れなかったリクが、3歳後半になってある日突然。
『 ワンワン 』と言ったのだ。
その時、私は嬉しくて泣きそうになったのを覚えている。
今まで『ワ』も『ン』も言えなかったのに、そんな予兆なんか一切なかったのに。いきなり「ワンワン」。
なぜ、言えたのがワンワンなのかは知らない。どうしてワンワンが言えるようになったのかも分からないけど。今まで発語が全然なかったリクの口から「ワンワン」という4文字の言葉が出たのは物凄い進歩でした。
それ以来、リクは嬉しかったのか よく「ワンワン」と言うようになった。(今思うとそれしか言えないからっていうのもあっただろうけど(;^ω^))
お茶が欲しくて伝えるときも「ワンワン」。遊んでるときも「ワンワン」、ふと何気に「ワンワン」。なんでもワンワン。
しまいには、猫も「ワンワン」と言いながら指をさす始末。
リク・・・違う。それはニャンニャンや。
とにかく、この「ワンワン」を言えた日からワンワンをマスターしたリク。
これからしばらく、ワンワン以外の新しい言葉は出なかったけどリクは、少しずつ出来ることが増えていった。
3歳後半でワンワンが言えるって普通なら、当たり前の事だけど。(ワンワンという言葉は発達障害じゃない普通の子は1歳で言える言葉)
高機能自閉症のリクは3歳後半で言えるようになりました。自閉症の子供は言葉の発達に遅れがあるのでなかなか喋れない子供が居ます。
なかには、小学校にあがっても喋れない子供もいます。でもそれは本人や親の努力不足じゃないです。ただ他の人より、時間がかかるだけ。ただそれだけです。
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